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代表的疾患


Disease

水戸メンタルクリニック駅前分院 診察室

不眠症


Insomnia

不眠症不眠症でもっとも多いのは、神経症性不眠というものです。不眠の結果、日中の作業能率が悪い、集中できない、眠気が続くなどの精神症状や頭痛や眩暈(めまい)などの身体症状を呈します。

「なかなか寝付けない」という入眠困難を訴える方が多いですが、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害を訴える方もいます。多くは、誤った方法で何とか眠ろうと過剰な努力をしており、その努力がかえって精神的な興奮と緊張を引き起こし、睡眠が妨げられるという悪循環におちいっています。

治療としては、睡眠衛生についての指導や薬物療法、認知行動療法などがあります。

世間には、「睡眠薬は依存や耐性があり怖い」という誤った認識がありますが、現在、一般に使用されるベンゾジアゼピン系及び非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は適正に用いれば、依存や耐性は生じにくく、安心して服用できる薬剤です。

神経症性不眠症に対する認知行動療法としては、刺激制御療法、睡眠制限療法、自律訓練療法などがあります。

概日リズム睡眠障害は、体内時計をつかさどる神経メカニズムの不調和から生じる不眠で、実生活の睡眠リズムと、体内の睡眠リズムがずれてしまうことで日常生活に支障を来たすものです。体内時計をつかさどるホルモンであるメラトニンに作用する薬剤を用いて治療しつつ、生活習慣の改善を行う必要があります。

そのほか、夜間に無呼吸状態を繰り返して、寝た気がしない、寝ても昼間ぼーとするといった症状が出る睡眠時無呼吸症候群が不眠の背景にあることもあります。当院では、自宅で出来る睡眠時無呼吸検査も行っておりますので、ご希望の方はお申し出ください。

うつ病


Depression

a0002_010296抑うつ気分・意欲低下・集中力困難・不眠・食欲低下などが持続的に2週間以上続き、社会生活上、困難をきたしてしまう疾患です。重度になると自殺を考えるほどになるため、早期に治療が必要です。

『うつ』というと誰もが経験した気になっているため、周囲からは「気の持ちようだ」「気晴らしすればいい」などという安易な返答が返ってくることが多く、患者さんを苦しめる一因になります。また患者さんご自身でも、そのように思い込もうとして、一層、症状が悪化することもしばしばです。

しかし、うつ病は、脳の前頭前野の機能低下、ドーパミンやセロトニン神経系の不調和を始め、様々な機能変化を来たすことが知られている疾患です。遺伝子の影響から生じる家族性のものや環境因子から生じるもの、身体疾患や薬剤で生じるものなどが含まれます。「気の持ちよう」だけで説明できるものではありません。

治療としては、疲弊した脳に刺激を与えない状態、つまり「安静休養」と、脳の自己回復を助けるため「薬物治療」が基本となります。ただ、軽症の場合には休養だけ、あるいは薬物療法だけで経過を見ることもあります。

症状の背景として、クヨクヨとマイナス思考をしやすい性格といった要素や、オーバーワークや人間関係などの環境的な要素などがある場合もあります。その際には、認知行動療法などの心理カウンセリングも併用したり、復職の相談・職場との関係調整なども行うとよいでしょう。

パニック障害


Panic Disorder

dax-02006強い恐怖感とともに、動悸・呼吸困難・発汗などの体の症状が、急激に出現するパニック発作を繰り返すため、発作以外の時間も「また発作が起きるのではないか」という予期不安にさいなまれ、行動範囲が狭まり、社会生活に困難を来たす状態です。

たいていは、その場からすぐに逃げられない場所、例えば、電車、バス、渋滞や高速道路での車の運転、美容室や歯医者などの状況が発作の引き金を引きます。一度、発作を起こした場所や状況は、脳に恐怖条件として植えつけられ、その場を避けようとしますし、避けていると一層、恐怖感が熟成されてしまいます。

治療としては、①パニック発作のコントロール、②恐怖に駆られての回避行動の抑止、さらに踏み込めば、③不安への陥りやすさ(脆弱性)の軽減を目標にします。これらを達成するために、SSRIや抗不安薬などの薬物療法を用いることが有効な場合が多いのですが、パニック障害に対する心理教育、暴露療法、認知行動療法なども同時に、有効であることが知られています。

社交不安障害


Social Anxiety Disorder

dax-02161対人や社交の場面(外食・会議・人前で字を書くなど)で「恥ずかしい思いをするんじゃないか」と考えるあまり、強い恐怖や不安を感じてしまう病気です。脳の扁桃体という部分が関与していることが知られています。

たいていは、体の症状として「赤面する」「手足や声の震え」「動悸・発汗」などが出てしまうため、それらを周りに知られることを過剰に意識してしまい、その結果、余計に症状が悪化するという悪循環におちいります。

この悪循環を断ち切るため、SSRIというセロトニン神経を調整する薬剤を用いることが多いですが、たとえば、月に数回、人前で発表するときだけに症状が出るというような限局的な症状であれば、臨時的にそのときだけ抗不安薬を服用することで十分なこともあります。

また、暴露療法、ソーシャルスキルトレーニング、不安対処訓練などの認知行動療法なども有効とされています。

強迫性障害


Obsessive–compulsive disorder

dax-02075強迫観念と強迫行為によって、日常生活に支障を来たす病態です。強迫観念とは、「頭の中に強制的にある考えやイメージが繰り返し浮かんで、自分ではそれがぬぐえない状態」のことで、強迫行為は、そのような強迫観念に基づいて、繰り返し行動をとってしまう状態のことです。典型的には、「何度も手を洗う」「鍵やスイッチ、蛇口、火の元などを何度も確認する」「運転中、轢いてしまったかと引き返して確認する」などです。

脳科学の研究が進み、より生物学的な理由により生じることが分かってきているため、治療の第一選択は薬物療法になります。これで半数以上の方は改善します。薬効が乏しい場合には、心理療法との組み合わせが有効な場合もあります。

適応障害


Adjustment disorder

da-dax0084職場や学校など社会生活を営む中で、慢性的あるいは急性に精神的なストレスを浴び続けた結果、不安や抑うつなどの精神症状が出現する状態を指します。

うつ病などとは異なり、あくまで、ストレス因子が消滅すれば、症状も軽快することが期待できる状態です。環境と個人との間で精神的にしっくりかみ合わないことが原因としてあるわけですから、基本的には環境を変えるか、個人が変わるかしかありません。

したがって、抑うつや不安に対する薬物治療も大事ですが、休職や職務の変更などの環境調整を図ることや、状況にうまく順応していくこと、あるいは、長期的にはストレスに強くなるメンタルトレーニングを実践していくことがより大事になるでしょう。

ただ、これらのことを一人で行うのはなかなか困難ですので、カウンセリングの中で、環境調整や、ストレス対処能力の向上やコミュニケーションスキルアップを図ったりするのもよいと思われます。

月経前症候群


Premenstrual Syndrome

dai-0271月経の始まる10日~数日前から、気分が落ち込む、イライラ、不安、ナイーブさ、過眠、過食などの精神症状や、頭痛、腰痛、むくみ、便秘、吐き気などの身体症状に悩まされる病態です。生理が始まるとともに症状は減衰または消失するものとされます。

大半の人は症状は軽く、日常生活に大きな支障はありませんが、症状の重い方では、仕事や人間関係に悪影響を及ぼしてしまうようになります。

女性ホルモンが月経周期で増減していることから生じるとされます。生理前にエストロゲンというホルモンが低くなり、脳内のセロトニン神経の働きが減弱することが関係している可能性も指摘されています。

対策としては、まず自らの月経周期と気分の状態を把握することが大事です。手帳や携帯サイトなどで管理しましょう。「生理前だからイライラ、落ち込んでいるんだ」と知ることが大事です。

治療としては、漢方薬や抗不安薬、避妊用の低用量ピル、SSRIなどを用いて、症状を緩和していきます。性機能の成長や、妊娠出産によって、症候群が出現したり消失したりし、閉経後は起こらなくなります。

また、日常生活の中で抱えている不満や心配事は、普段、頭の片隅にあったものが、生理前には、それらがいきなり大きなものとしてのしかかってくるということもあります。そのため、心理カウンセリングなどで普段の不満や心配事を整理し、こころの対処をしていくことも有効でしょう。

発達障害


Developmental Disability

a0002_008185_m生まれつき脳機能の発達がアンバランスなことが原因であり、病気の脳ではありません。

自閉症スペクトラム障害(自閉症・アスペルガー症候群など)、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害、発達性協調運動障害などがあります。

本人が自身の特性を理解し、周囲のサポートを受けることで自信が持て、社会参加しやすくなります。又、投薬治療で症状が改善することもあり、二次障害としてのうつ病なども防ぐことができます。

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院長 高尾 哲也
Tetsuya Takao

医療法人Epsylon 理事長

医学博士
精神保健指定医
認定産業医

略歴

筑波大学医学専門学群卒
筑波大学大学院人間総合科学研究科卒
筑波大学付属病院
水戸医療センター
栗田病院
筑波記念病院精神科医長
ホスピタル坂東副院長

所属学会

日本精神神経学会
精神科診断学会
日本生物学的精神医学会
日本スポーツ精神医学会
うつ病リワーク研究会
日本精神科産業医協会

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永井院長

永井 俊英
Toshihide Nagai

つくば心療内科クリニック院長

認定産業医

略歴

茨城県那珂市出身
東海大学医学部卒業
水戸赤十字病院内科勤務
ホスピタル坂東精神科勤務
認定産業医

所属学会

日本精神神経学会
日本認知症学会
日本森田療法学会

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副院長 佐々木原 功
Isao Sasakihara

精神保健指定医
精神科専門医
精神科専門医制度指導医

略歴

佐賀医科大学卒
久留米大学病院
公立八女総合病院企業団
みどりの杜病院
ホスピス緩和ケア科 院長

所属学会

日本精神神経学会

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遠藤 剛
Tsuyoshi Endo

医学博士
精神保健指定医
精神科専門医指導医
認定産業医

略歴

筑波大学医学専門学群卒
筑波大学大学院人間総合科学研究科卒
筑波大学附属病院臨床研修
池田病院副院長
茨城県こころの医療センター
霞ヶ浦医療センター
栗田病院
鹿島病院

所属学会

日本精神神経学会
日本うつ病学会

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大和田 藍
Ai Oowada

略歴

慶應義塾大学医学部卒
足利赤十字病院臨床研修
慶應義塾大学精神神経科教室

 

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岩熊 昭洋
Akihiro Iwakuma

精神保健指定医
精神科専門医
精神科専門医制度指導医
産業認定医

略歴

筑波大学医学専門学群卒
筑波大学附属病院
栗田病院 医局長
国立病院機構水戸医療センター 精神科医長

所属学会

日本精神神経学会
日本心身医学会
日本うつ病学会
日本認知症学会
日本緩和医療学会

 

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白 成光
Narimitu Haku

水戸メンタル駅前分院 院長

精神保健指定医

 

 

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小倉宏三
Kouzou Ogura

非常勤

精神保健指定医
精神科専門医
精神科専門医制度指導医

略歴

筑波大学医学専門学群卒
筑波大学付属病院
日立製作所水戸総合病院
霞ヶ浦医療センター
栗田病院
筑波記念病院
ホスピタル坂東
大原神経科病院
池田病院副院長

 

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原 淳夫
Atsuo Hara

医学博士
精神保健指定医
精神保健判定医

略歴

川崎医科大学卒
川崎医科大学大学院卒
川崎医科大学附属病院
群馬大学医学部附属病院
原病院
馬場病院
万成病院
冨田病院
青梅坂本病院院長
鈴木慈光病院副院長

 

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