水戸メンタルクリニック

精神科漢方外来

当院の精神科漢方外来とは?

精神科漢方外来では、一人一人の病状をお伺いし、診察(舌診と脈診)を行い、漢方薬を処方します。主に、他の診療科を受診したものの検査で異常がない方、特に、メンタル科へ行ったほうがよいと勧められた方を対象に診療を行っております。

担当医 栗林 秀樹

漢方を用いた治療とは?

ヒトの心や体は複雑で多様です。このように、複雑で多様な在り方を取りながらも、ヒトの組織構造や生理的・病理的な変化は、自然界の変化と相応関係にあります。東洋では、古来から、こうした人と自然界の関係に着目して、通底する共通概念を用いて、ヒトの心や体の状態を把握しようと努めてきました。

このように自然界を解釈するうえで重要な概念となるのが、陰陽論や五行論です。

陰陽とは、自然界に存在する事物と現象が、二つの側面により、相互に対立しながらも統一されている様相を説明する概念です。一つの事物の中にもこの様相は内在しており、ヒトの体においても、陰陽がバランスを取りながらも併存しているのです。また五行とは自然界を、木・火・土・金・水という5種の要素から構成されているとする概念です。ヒトの臓腑器官を5つの系統に分けて機能的に考察し、5種の要素が相生や相克などの関係のなかでバランスを維持し、そのバランスの失調を病態として考えたのです。

このように、ヒトの体の状態を把握する際に、古代に東洋で発展した陰陽論や五行論を用いて解釈し、治療にあたるのが漢方の特徴です。

20世紀から分子生物学の発展により、西洋医学は飛躍的な発展を遂げてきましたが、一方で、ヒトの状態を把握するためには、膨大な量と種類の生体分子の動態を同時に解析する必要性が出てきています。漢方では、このような個別の生体分子の動態解析に留まらず、古典的な東洋的自然哲学を、ヒトを全体像として捉え、大きなダイナミズムとして把握する際に用いて、治療効果を上げています。実在論の立場からは、陰陽論や五行論が解釈しようとする世界は、陰陽五行論とは独立に存在しており、漢方の発想は必ずしも古典的な東洋的自然哲学を押し付けるものではありませんが、西洋医学を補完する考え方にもなりうるのです。

精神科漢方外来についてのQ&A

精神科漢方外来では、どのような診察を行うのでしょうか?
病状をお伺いし、脈をとって、舌の状態を診察します。
他の病院で精神科の薬を処方されているのですが、漢方に切り替えることはできますか?
ある程度は可能ですが、できない部分もあります。西洋医学の薬は急にはやめられません。西洋医学でできることは西洋医学で対処し、漢方でできることは漢方で対処するという、同時併用が望ましいと思われます。
西洋医学の病院を受診していないのですが、診察を受けることはできますか?
できます。診察の上で、病状によっては、専門の内科など、他の診療科目の西洋医学の外来を受診するようにお勧めする場合があります。
煎じ薬の処方は可能でしょうか?
煎じ薬には現在対応しておりません。現在、準備中です。
漢方外来は毎日開いているのでしょうか?
精神科漢方外来の診療日は、月・金・土・日の週4日となっております。ご了承下さい。

精神科漢方外来を受診するには?

精神科漢方外来を含む当クリニックの診療は、すべて予約制で実施しております。
お電話での初診ご予約の際、「漢方外来を受けたい」旨をお話しいただき相談をしてください。精神科漢方外来が適当と判断した場合、予約をお入れする流れになります。

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電話でのご予約

まずは電話にてご予約ください。その際に精神科漢方外来を希望の旨お伝えください。

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