早稲田大学の鈴木伸一先生をお招きし、『CBTトレーニング理論と実践』の研修会を11月27日（10時～16時）に開催致しました。

研修会には臨床心理士や公認心理士の方に限らず、看護師などの医療職の方、障害福祉関係の方、教育、官公庁の方、学生と多方面の方々にご参加いただきました。

■ウェビナー参加者様の属性

鈴木先生は認知行動療法の大家でありながら「使えるところを使って役立ててもらえればうれしい」と理論的な部分を大変わかりやすく噛み砕いて説明してくださいました。１日研修ということもあり、基礎的な内容を体系的に学びながら、鈴木先生の臨床実践での具体例も合わせて聞くことができ、とても奥深いものでした。

研修会後のアンケートでは、学生や初学の方にとっては、本ではしっくりこなかった認知行動療法の理解を深められた、経験者にとっては、丁寧な説明の中から改めて認知行動療法のエッセンスや実践のポイントについて学べたといった感想が多く寄せられました。また、研修会では質問も多く、その内容も普段の臨床での困りごとや、実際に認知行動療法を使おうとした時につまづきそうなポイントなど、座学で勉強するというよりも、より実践的なものが多かったと思います。そして、それに対しての鈴木先生の明確で丁寧な回答も、「明日からちょっと認知行動療法を使ってみようかな」と思えるような、大変勉強になるものでした。

認知行動療法の１日研修会は、私自身あまり体験したことはなく開催までは不安もありましたが、開催をしてみると、お忙しい中、多くの職種、職域の方にご参加いただき、質疑応答も活発で盛況でした。また、アンケートには「明日からの臨床に取り入れていきたい」「もっと認知行動療法を勉強していきたいと思った」など前向きな回答が多く、開催者側にとってもとても励みになるものでした。今後も、対人支援に携わる方たちに役立つ研修会を開催していきたいと思います。

臨床心理士　岡田

■ウェビナーについての詳細
医療法人イプシロン公式サイト_鈴木先生が語るCBTトレーニング理論と実践ページ

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