ADHD治験のご案内
成人のADHD患者さんを対象とした治験にご参加いただける方を募集しています。
治験対象となる可能性のある方
- □18歳以上55歳以下の方
 - □ADHDと診断のつく方
 - □毎日決まった時間に治験薬の服用をできる方
 - □スケジュール通りに診察・検査を受けられる方
 - □ADHDの治療を中断している方
 - □その他医師により適当と判断された方
 
		※その他にもいくつかの基準があります。診察の結果によりご参加いただけない場合があります。
		※使用中のお薬によっては、治験期間中にお薬の切替や中断などの制限が発生する場合があります。
		
治験について
	治験薬EB-1020について
		治験薬とは、厚生労働省から販売の承認を得るために治療効果を調べている段階の薬の事です。
		EB-1020は、注意欠如・多動症(以下、ADHD)の治療薬候補として治験が進められています。
		ADHDの治療では、脳内の神経伝達を調整する作用を有する治療薬が使用されています。EB-1020も同様に脳内の神経伝達を調整する作用を有する事から、ADHD症状を改善する事が期待されています。
		海外、主に米国ではこれまでたくさんの治験が行われ、成人ADHDの患者さんがEB-1020錠を服用した第3相試験では、ADHD症状の改善を確認しています。
		
	患者さんが治験中にする事
		・問診(症状の評価)
		・採血、採尿などの検査
		・心電図
		・電子患者日誌の入力
		・問診票の記載
		
治験薬は適切に保管してください。また、来院時には残った治験薬(服用後に残った容器や箱を含めて)を持ってきていただきます。
治験への参加について
		この治験に参加するかどうかはあなたご自身が決めてください。治験に参加するかどうか決める前に、ご家族やご友人に相談していただいてもかまいません。
		参加しないと決めた場合でも、今後あなたが受ける治療やあなたと医師との関係に悪影響を及ぼす事は一切ありません。
		EB-1020は、ADHD症状の改善が期待されています。ただしこの治験で効果をお約束するものではございません。
		治験では、一般の診療より通院回数や検査が多く、診療に時間がかかる事もあります。また、治験期間中、注意する事や制限される事が決められており、日常生活にご不便をおかけする事もあります。
		
		治験実施計画書番号:405-102-00112