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【コラム】新型コロナウイルスのワクチン接種と母乳について

2021/08/10 更新

※医療法人イプシロンが運営する各クリニックでは、患者様向けに新型コロナウイルスのワクチン接種は行なっておりません。ワクチン接種につきましてはお住まいの各区市町村にお問い合わせいただきますよう、お願いいたします。

 

医療法人イプシロンは、精神科・心療内科の外来クリニックとして、各種心理検査や心理カウンセリングのほか、デイセラピーや就労支援など、精神疾患・精神障害で悩む方々を幅広くサポートする体制を整えています。

その一環で周産期のメンタルサポートとして、妊娠中から産後にかけて生じる精神的な不調の診療に力を入れています。

今回は周産期のメンタルサポートの観点から新型コロナウイルスのワクチンについてご説明します。

 

現在、ワクチン接種も進みつつありますが、2021年7月後半から新型コロナウイルス(COVID-19)が再び急速に拡大しています。ワクチンの長期的な影響については、現時点では誰にも分かりません。しかし一方で、今、自分や自分の大切な人を守るための方法として最も期待されているのはワクチン接種であるというのも事実です。

 

妊娠中や授乳中は特に赤ちゃんへの薬の影響が気になるところですが、今年5月、この新型コロナウイルスのワクチンと母乳に関する研究が公表されました。84名の授乳中の母親にPfizer(ファイザー)社のワクチンを投与した結果として、2回目のワクチン接種の1週間後には、抗体が母乳中に存在しており、ウイルスに対する中和作用もあったことが示されています。また、気になる副反応についても、母乳を飲んだ子どもたちにも心配になるような症状はなかったようです。

 

母乳育児では、母乳を通じて母親の免疫が赤ちゃんに移行するため、赤ちゃんが風邪をひきにくくなるといったことは以前から言われてきました。長期的な影響は現時点では誰にも分かりませんが、授乳中に関しては「ワクチンを打つことで、赤ちゃんを守ることにもつながる」というメッセージが発信されたことは、乳児を育てるご家族がワクチン接種を考える材料になると思います。不安に思っているお母さんにお役に立つ情報になれば幸いです。

 

参考論文

Sivan Haia Perl, Atara Uzan-Yulzari, Hodaya Klainer, Liron Asiskovich, Michal Youngster, Ehud Rinott, Ilan Youngster. SARS-CoV-2-Specific Antibodies in Breast Milk After COVID-19 Vaccination of Breastfeeding Women. JAMA. 2021 May 18;325(19):2013-2014. doi: 10.1001/jama.2021.5782.

 

水戸メンタルクリニック 公認心理師/臨床心理士 中澤

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